2015年7月16日木曜日

まわり道・・・南郷の資料館で・その3/八戸市・南郷にて

またまた「八戸市南郷歴史民俗資料館」のハナシである。 (→第2弾はコチラ)
この資料館、展示のテーマが゛昭和゛と言う事で
特に戦中~戦後の暮らしにまつわるモノが、数多く展示されているんだけど
その中で、オラが興味を持った物を、3つ記事にしてみました。
その1.「手動式洗濯器」・・・最初見た時「なんじゃこりゃ~!!」と思ったけど
「汚れ物と洗剤、それにお湯(40~80℃位)を入れて、20回程クルクル回す・・・」と
下にあった説明書きには、そう書いていた。 ⇓
どの程度汚れが落ちたのかは、定かではないけど
手洗いよりは、ずっとマシだったのでは・・・??と推測した次第。
その後、「電気洗濯機」の普及で消え去ってしまったらしい。

その2.「電気釜」と「電子ジャー」
今でこそ「炊飯」と「保温」が一緒になったモノが、当たり前になったけど
その昔「炊飯」と「保温」は、まったく別々の「ジャー」で行ってたんだよなぁ。
実は・・・オラが子供の頃(40年くらい前)、ウチにこの「電気釜」あったんだよなぁ。
んで、゛電子ジャー゛ってのが無かったもんから、ウチのオフクロ
ご飯の入った釜の部分だけ取り出して、コタツの中で温めてたっけ・・・(^^ゞ。

ちなみに・・・展示している゛象印の電子ジャー゛って、やだらキレイなんだけど
もしかして、売れ残りの゛デッド・ストック゛ってヤツなのかな??。
(御丁寧に、当時のディスプレイ用のステッカーまで、貼ってあるし・・・)
その3.「NEC製の白黒テレビ」
居間のディスプレイのところに置いてあった、日本電気(現.NEC)製のテレビ。
「えっ!、まだ現役?」と思いきや・・・テレビの胴殻に液晶モニターを仕込んだ
゛アハハ゛のひと品(^^)。

んじゃ・・・つづく第4弾は゛テレビネタ゛で書いてみよっかなぁ・・・??。
本日はここまで  2015.6撮影

2015年7月9日木曜日

まわり道・・・南郷の資料館で・その2/八戸市・南郷にて

前回に続き、八戸市南郷の
「八戸市南郷歴史民俗資料館」のハナシであります。

この資料館の敷地内に、一軒の古民家が建っています。
資料館のパンフレットには゛南郷民具展示館゛とも書いてあります。
明治時代・中頃の、八戸地方の一般的な民家の造りらしいんですけど
聞けば・・・同じ南郷地区にある、「世増(よまさり)ダム」の底に沈んだ
゛世増集落゛に建っていたものを、移築したものです。
さて、この古民家の裏手に「古いトラクター」を発見。
「ヰセキトラクター・TB型」
かつて井関農機が、技術提携をしていた
西ドイツ・ポルシェ社のトラクターを参考にして開発。
昭和39年(1964)から昭和45年(1970)頃まで、生産したトラクターです。
丸みを帯びた、独特のスタイルから゛鉄仮面゛の異名も持ちます。
ただし・・・製造番号等のプレートが確認できなかったので
「TBシリーズ」の、どのタイプなのかは不明。(トラクターの事情に明るくないので・・・ゴメン)

ちなみにオラが子供の頃、近所の田んぼや畑で
何故か良く目にしたのは、この「ヰセキTB型」。
当時のヰセキのセールスさん、相当頑張ったのかな??。
そのせいなのか・・・今でも稀に
農家の納屋に収まってる「ヰセキTB型」の姿を目にするんですけど
たぶん゛丈夫で長持ち゛ってコトなのかな・・・??(^^)。
できる事ならレストアして、屋内に展示して欲しいなぁ・・・と思うけど
無理な話なのかな??(^^ゞ

以上、資料館で見つけた゛古いトラクター゛のハナシでした。
本日はここまで  2015.6撮影  (→南郷の資料館・第3弾はコチラ

2015年7月4日土曜日

まわり道・・・南郷の資料館で・その1/八戸市・南郷にて

このクルマの存在は、以前から知っていたんだけど・・・。

先般、消防関係の雑誌に゛現役時代゛の記事が取り上げられていたので
(※「J・レスキュー」2015年7月号/イカロス出版)
八戸市・南郷にある「八戸市南郷歴史民俗資料館」へ行ってみました。

「メルセデスベンツ・ウニモグ406型・林野火災工作車」であります。
西ドイツ製の多目的作業車「メルセデスベンツ・ウニモグ」をベースに
八戸市内の会社が、消防車に改造したもの。(架装/八戸鉄工所)
キャブの後ろには、1000Lの水タンクを備えています。

昭和48年(1973)9月、八戸消防署・南郷分遣(ぶんけん)所に配備
平成13年(2001)9月まで、約28年間活躍した車両であります。
退役後に資料館へやって来て、当初は屋外の駐車場に置いていたけど。
その後「車が傷む」等の理由で倉庫の中へ入れたとのことです。

そして現在まで倉庫内で「おやすみ」している訳・・・したがって
このクルマは「展示品」ではなく「収蔵品」。
実は、この車を「展示品」と勘違いして資料館にお邪魔したんだけど
受付で事情を話したら、「それでは・・」と
倉庫に案内してもらったのが正直なトコロ。 
(ホント、無理言ってスミマセンでした・・・感謝)

もし今後、この件で資料館を訪れる方がいたら
「収蔵品」を前提で行くのが、賢明だと思います。
(※公開・非公開かは、別として・・・)
その点も踏まえて、あえて記事にしてみました。

本日はここまで  2015.6撮影    (→南郷の資料館・第2弾はコチラ