十和田市の市民交流プラザ(通称/トワーレ)の
エントランス・ホールに展示されている「ジオラマ」の話です。
以前、このブログで取り上げた
十和田市の「十鉄バス発着所」のジオラマに続いて、製作された作品
「十和田観光電鉄・三本木駅」。 (作者は前回と同じく、ジオラマ作家・山本高樹氏)
実はこの駅舎、モノクロ写真でしか見た事が無いんです。
それもそのはず・・・
昭和30年に竣工、十和田市の玄関口としての役割を担ったものの
不幸にして、昭和43年(1968)5月に発生した十勝沖地震によって駅舎が倒壊。
急きょ、同じ場所に平屋の駅舎に建てられ、のちに「十和田市駅」と改称。(※)
昭和60年(1985)10月、「とうてつ駅ビル」が出来るまで使われた経緯があります。
なので・・・リアルタイムの記憶が無いだけに (オラ、生まれる前のハナシだもん(^^ゞ)
「こんな感じだったんだぁ~!」と感慨すること然りであります。
ただし、ジオラマにあるタクシー無線用の鉄塔だけは、のちの駅舎でも使われたので
記憶には有るんですけどねぇ・・・。
ボンネットバスをはじめ、ジオラマの裏側には
かつての十鉄の電車も再現されています・・・芸が細かい(^^)
ちなみに・・・「とうてつ駅ビル」が建つ前の駅舎は
駅ビルのあった場所より、200メートルほど西側にあったんです。
もっとも今では、ホームセンターとか家電量販店などの敷地になっているので
面影は、ほとんどありませんけどね。
本日はここまで ➠ 2015.4撮影 (ジオラマ・その3へ続く→)
※ 昭和44年(1969)に「三本木駅」→「十和田市駅」に改称。
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