2015年8月1日土曜日

まわり道・・・南郷の資料館で・その4/八戸市・南郷にて

「八戸市南郷歴史民俗資料館」シリーズ・第4弾である。 (→第3弾はコチラ)
ホントこの資料館、゛話の種゛にはコト欠かないんだよなぁ。
んで・・・またまた面白いのを発見しちゃった(^^)

「新聞のテレビ番組欄」のパネルです。
たぶん「デーリー東北」さんの紙面だと思うんだけど(※広告から推測)
昭和42年(1967)/昭和46年(1971)/昭和47年(1972)の12月31日
大晦日の「テレビ欄」を、それぞれパネルにしたものです。

それでは・・・細かく見てみましょう。 (※写真をクリックすると拡大します)

その1.昭和42年(1967)12月31日・日曜日のテレビ欄。
この頃、青森県には日本テレビ系の「RAB・青森放送」と
岩手県にはTBS系の「IBC・岩手放送」と、それぞれ民間放送が一局しかありませんでした。
カラー表記がチラホラ見えます。この頃は、まだ゛白黒放送゛が多かったのでしょう。
「ズバリ当てましょう」 (→゛ナショナル・プライスクイズ・ズバリ!当てましょう゛。松下電器の一社提供番組)
「歌のアルバム」 (→正確には゛ロッテ歌のアルバム゛。一週間の御無沙汰でした・玉置宏です)
「シャボン玉ホリデー」 (゛シャボン玉~ルンル・ルンルンルル♪♪゛) って番組名も見えてます。

その2.昭和46年(1971)12月31日・金曜日のテレビ欄。
昭和44年(1969)にTBS系の「ATV・青森テレビ」と
日本テレビ系の「TVI・テレビ岩手」が、それぞれ開局したことで
青森県・岩手県ともに民間放送が2局になってます。(テレビ岩手の欄が小さいけど・・・)
カラーの比率も、だいぶ上がってます。
そしてこの頃になると、゛伝説のテレビ番組゛の名前が連発・・・たとえば
「明るい農村」 「ムーミン」 (ねぇムーミンっ!♪♪)、 「巨人の星」 (言わずと知れた、スポ根アニメ)
「RABニュースレーダー」 (夕方のローカル・ワイドニュースの先駆け。この時代は朝の放送だった)
「プロレス中継」 (ジャイアント馬場に、頭突きの大木金太郎、そして坂口征二・・・すごいメンツ)
「輝く・日本レコード大賞」 (゛どーも、どーも高橋圭三です゛の名調子が懐かしい。番組は今も健在)
「3時のあなた」 (さんじ~ぃの、あ~な~たぁぁ♪♪)、 「ベルトクイズ」 (→ベルトクイズQ&Q)
「ザ・ガードマン」 「タイムショック」 (→クイズ・タイムショック・・・田宮二郎さんの時代かな?)
「水戸黄門」 (TBSの時代劇なんだけど、何故か日本テレビ系のRABに番組の名前が・・・!?)
「細うで繁盛記」 (主演は新珠三千代さん。冨士眞奈美さんの「おみゃー」「〇〇ズラ」のセリフも有名
「11PM」 (゛シャバダバ・シャバダバァ~♪♪゛のテーマでお馴染み・子供はダメよ・・の番組)
「セサミ・ストリート」 「こどもショー」 (→おはようこどもショー)、 「帰って来たウルトラマン」
「ロンパールーム」 (うつみ宮土里さんの名セリフ「鏡よ鏡よ鏡さん」)・・・などなど。

その3.昭和47年(1972)12月31日・日曜日のテレビ欄。
このあたりになると、番組欄から、カラーの文字が消えてます。
再放送とか昔の映画を除いて、ほぼ゛カラー放送゛になったものと推測します。
そして・・・またまた゛伝説のテレビ番組゛が名を連ねています。
「スパイ大作戦」 (OPテーマが有名な、外国のスパイアクションドラマ。成功を祈る)
「刑事コロンボ」 (もともとNHKで放送→のちに日本テレビ系へ移行。ウチのカミさんがねぇ~)
「わんぱくフリッパー」 (イルカが主役の外国ドラマ)、 「ウルトラセブン」
「みなしごハッチ」 (ゆけゆけ~ハァッチ、みつばちハァッチぃ~♪♪)、 「スターボウリング」
「科学戦隊ガッチャマン」 (誰だ誰だ、誰だぁぁ~♪♪)、 「人造人間キカイダー」
「ミユキ野球教室」 (ミ~ユキ・ミユキ、毛織のミユキぃ~♪♪のテーマでお馴染み)
「飛び出せ!青春」 (ドラマの主題歌・青い三角定規の「太陽がくれた季節」は、あまりにも有名)
「大江戸捜査網」 (アクション時代劇。゛死して屍(しかばね)拾うもの無し゛の名文句がクール!)
「笑点」 (説明不要の「ご長寿番組」。なお、この頃の大喜利の司会は三波伸介さん。ビックリしたなぁ~もぉ)
「日曜大行進」 (→正確には「TVジョッキー・日曜大行進」。゛奇人変人゛のコーナーでお馴染み)
「すばらしい世界旅行」 (→正確には「日立ドキュメンタリー・すばらしい世界旅行」。日立製作所の一社提供番組・・・この翌年から゛この樹、なんの樹・気になる樹♪♪゛で有名な、「日立の樹」のエンディングが始まる)
「遠くへ行きたい」 (゛知~らない街を歩いてみぃたぁい♪♪゛。今も続く、旅番組の草分け的存在)
「兼高かおる世界の旅」 (コレも旅番組の草分け的存在。1959年~1990年まで、約30年続いた番組)

ちなみに・・・現在の大晦日のテレビって、長時間のスペシャル番組の連発なんだけど。
昭和40年代(~50年代位)は、通常の番組を放送しながら
年末の特番(長くても2~3時間程度)も挟み込んでる感じだったんだよなぁ。
むしろ昔のほうが良かったかも・・・?? (⇐あくまでも個人的な感想だけど)

とにかく・・・この「テレビ番組欄」のパネル、昔の゛テレビっ子゛には奥が深いです。
興味を持った方は、是非どうぞ!(^^)!

本日はここまで  2015.6撮影  (→南郷の資料館・第5弾はコチラ

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