2014年7月8日火曜日

まわり道・・・「大間鉄道」の跡・その②/青森・風間浦村にて

(→またまた、前回からの続き)
さて大畑から風間浦村に入り、下風呂(しもふろ)温泉まで行きました。
この下風呂地区に、゛大間鉄道゛最大の遺構ともいえる、アーチ橋があります。
漁港に車を止めて、近くにいた漁師さんに話を聞いたところ
「歩いて、すぐだよ~」って教えてもらいました。(←ありがとう)
その通りに下風呂の温泉街の歩いたところ・・・゛案内板゛が
ちょっと急な坂道を上る、途中でくぐった路盤のところも゛遺構゛らしいです。
手すりに「足湯」と見えている。たぶんそこが゛アーチ橋゛を整備したところらしいです。
ありました・・・゛大間鉄道゛最大の遺構が。
アーチ橋の上部を「駅」に見立てて、足湯として整備されてます。
(ただし、撮影したのは4月の初めなので、足湯はやっていませんでした。また地下道の
入り口もシャッターが閉まってました・・・)
おそらくレールが敷設されていたら、こうなるだろう?って感じで整備されていました。
゛幻の大間鉄道゛について解説した銘鈑も・・・ 
ただ、この場所からアーチ橋の全体を撮るのは、非常に難しいです。
なので、ちょっと強硬手段に・・・
下風呂漁港の防波堤から、このアーチ橋の全体を撮ってみました・・・⇓ こんな感じです。
さて、この゛大間鉄道゛は、戦時中に工事が突如中止された訳ですが
戦後、「青函隧道」(青函トンネル)の構想段階で、大間↔函館間のルートを取った場合に
工事を中止した大間鉄道を活用する話もあったそうです・・・しかし結局は、お流れに。
(それでも昭和40年代初め頃まで゛未成線゛として地図に載っていたとの事。)

本州の果てには、そんな歴史の゛足跡゛があったんですよ・・・

もし、ドライブやツーリングなんかで行った時は
海(津軽海峡)ばかりでなく、山側にも是非目を向けて見てほしいです。

以上゛大間鉄道゛の話、終わりです。
本日はここまで  2014.4撮影

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